FC2ブログ


覚悟


一晩越した。
隣りで寄り添いながら、この温もりを失くしたらどうしたらいいんだろうと思うと、胸が潰れそうになった。
ある時は布団の中で、ある時は布団の上で感じていた温もり。
私を救ってくれたこの温かさ。
どうか奇跡がおきますようにと祈ってしまう。
110504_0050~0001

今日は祭日だけど、特別に先生が診て下さって、点滴と注射を打ってもらう。
体重は益々痩せていて、唯一の救いだった腸内温も36℃と低く、もう時間の問題だと言われた。
恥ずかしげもなく先生の前で涙を止める事ができなかった。

家に帰ってもほんの少しも回復する兆しはない。
昨日よりもいっそう悪くなって、何とか立ってもすぐに転んでしまう。
鳴き声も本当にか細い。
110504_0658~0001

もう本当に駄目なんだと、以前とはまったく違うのだ、奇跡が起きる事はもう無いのだと、覚悟しなくてはいけない時が来たのだと思う。
さんざん頑張ってきた彼に、これ以上頑張ってなんて言ってあげるのは可哀相。
だったらせめてこれ以上苦しんで欲しくない。
「もういいよ」と言ってあげたい。
悲しくてたまらないけど。
110504_0909~0001

母を亡くしてボロボロだった私の前に現れた運命の子。
出会ったのは父の病院の入り口の真ん前だった。
それ以来、寂しい時も悲しい時も寄り添ってくれた。
辛い事や逃げ出したい事ばかりだったけど、「この子も辛い日々を乗り越えてきたんだ」と思うと何とか乗り越える事ができた。
その父も亡くして、私にとっては本当に両親の与えたくれた子、形見と言ってもいい存在だった。

我がままでお金のかかる困ったちゃんだったけど、もう彼のいない生活は考えられない。
だけど奇跡を願うには現実は厳し過ぎる。
でもやっぱり覚悟も出来ない。

ゴメンね、残酷な事を言うね。
このままでもいいからそばに居て欲しいよ。




関連記事

 2011_05_04



05  « 2020_06 »  07

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

プロフィール

oko

Author:oko
独り身でおまけに無職の居候。人に頼って何とか生きているどうしようもない人間で、老い先真っ暗だけど、とりあえず寝てしまおう。

精神を病み、突然“〇にたい病”に陥るので、放置してやって下さい。

☆宝物☆


★あー★ 2008年9月23日、精神的にも肉体的にもボロボロだった私の前に突如として現れて、私を救ってくれた子。 当時の推定年齢7~8歳。 猫エイズ陽性で(発症していたかどうかは分からない)、凄い猫風邪と口内炎で黄疸も酷く、血液検査の結果も総て最悪で病気の塊のような子だったけど、かけがえのない宝物。 2011年5月5日、虹の橋へ。

★ギー★ 推定誕生日:2011年8月1日。 警察から引き取った子。  獣医さんもビックリするほどの超ヤンチャ坊主! 警察署内でも驚くほど元気だったというから、ワンパクは筋金入り。 「ギーたん」と呼び続けているうちに、いつの間にやら呼び名は「たんたんギー」に(^^;)

★ロッキー★ 2002年頃兄一家の一員として我が家へ。 ペットショップでひと際大きくなっていた子だったらしい。 後から来たニャンコたちにもなめられるほど優しい穏やかな性格。 2015年8月20日、虹の橋へ。


季節によって変化する『桜の木ブログパーツ』

ボクが傍にいるから

ネコサーチ

おおさかねこ倶楽部

http://www.osakanekoclub.com/

Twitter

にほんブログ村

にほんブログ村 猫ブログ 猫のいる暮らしへ

ブロとも申請フォーム

検索フォーム

QRコード

QR




pagetop